とても重要な用件

沖縄へ長期出張に行くことになりまして、弊社としてはメンバー全員で沖縄に行く想定でいたんですが(おはじき君を一人でおいていくと何するかわからないから)、おはじき君はなんとプロマネに直接「沖縄に行きたくないんですけれど、行かなくてもいいですよね、ははは」と訴えたらしく、沖縄に行かずに一人だけ地元に残ることになりました。まぁプロマネもあんな事言うようなヤツに予算つけてまで沖縄つれてきたくなくなったのかもしれませんが。

 

そして沖縄で地獄プロジェクトを敢行してる最中、おはじき君から電話がかかってきました。深夜でしたが普通にプロジェクトルームで作業してたので、すぐ電話に出ました。いったいこんな時間にかけてくるような用事とはいったい……どんなヤバい質問が飛び出てくるだろう……と緊張してしまいます。

 

「重要な用件なので、どうしても今質問したいことがありまして」

「こんな時間に質問しないとまずい内容なの?」

「そうなんです!」

「いったい、質問って何?」

社畜さんは、この前のバレンタインで、女性陣からチョコを貰いましたか?」

「それは世間話? 質問じゃないなら後にして」

「これが質問です!」

「それって、午前2時に質問しないといけない内容?」

「ホワイトデーのお返しを明日用意しないといけなくて、それで社畜さんがチョコをもらっているかどうか、今のうちにどうしても知りたかったんです!」

 

こういう電話ばかりかかってくるだろうから、ジャガリコ君も電話番号を教えてなかったんだろうなぁ、と思うと自分の想像力の無さを呪うばかりです。