「しゃちく!!」ってブログ名にしたらアニメ化とかしませんかね?(挨拶)
弊社は使えない人材に関してはかなり抱負な品揃えなんですが、久々にすごい逸材がやってきてしまいました。
スキルアンマッチなのに営業に無理やり現場に連れて来られたという点は同情するのですが、それをさしおいてもスキルの低さと酷すぎる言動があいまって、ある意味現場のマスコット(悪い意味で)になっちまいました。
私の設計書レビューとかだと1時間前後くらいで特に問題なく終わるんですが、奴の場合はデフォルトで4時間、多い時は8時間くらいレビューに時間がかかってしまいます(分量同じくらいなのに)。色々なレビューアの方々が担当されましたが、皆一様に疲れ果てて乾いた笑顔をされているのが印象的です。
その現場は珍しくいい人ばかりなのですが、その中でもひときわ仏のような人格者の方がおられまして、その方がネガティブな発言をされるところなんて見たことなかったのです。のですが。
とある日、人格者の方が奴のレビューを終えて、深夜に喫煙所で休まれていたので世間話をしてたら、こう言われてしまいました。
「社畜さん、詐称ボーイ、どうにかしてくださいよ~」
「え、さ、さしょう?」
「経歴詐称ボーイ、略して詐称ボーイですよ」
返す言葉もありません。この方にそこまで言わしめるとは……弊社はもうそういう目で見られてしまってるのだなぁ、と思うと乾いた笑いしかこみ上げてきません。鏡があったら、自分もレビューアの方々のような達観した表情になっていたのかもしれません。
というわけで、これから暫く複数回にわけて、詐称ボーイの伝説について語ってみようかと思います。